委員 石渡 明(いしわたり あきら)
略歴
- 生年月日
- 昭和28年4月
- 昭和56年3月
- 東京大学大学院理学系研究科
博士課程修了(地質学)
- 昭和57年4月
- パリ第6大学構造地質学科 助手
- 昭和61年1月
- 金沢大学理学部 助手
- 平成4年6月
- 同 助教授
- 平成15年7月
- 同 教授
- 平成20年4月~平成26年9月
- 東北大学東北アジア研究センター
教授(基礎研究部門地球化学研究分野)
- 平成26年9月19日
- 原子力規制委員会 委員
- 令和元年9月19日
- 同 再任
主な活動
- 日本地質学会会長、米国地質学会フェローを務めるなど、地質学の第一人者として活躍。日本地質学会賞、同学会英文誌(Island Arc)最多ダウンロード賞、最多引用賞などを受賞。
- 日本地質学会会長(平成24年5月~平成26年5月)として、原子力規制委員会の発電所敷地内破砕帯の調査に関する有識者会合の評価書に対するピア・レビュー会合の座長を務めたほか、破砕帯の現地調査に参加するなど、原子力規制委員会の業務に貢献。
委員から一言
地震・津波・火山活動等は地球の自然な営みの一部ですが、時として日常感覚を超えた大災害を発生させます。原子力のような大きなエネルギーを手にした人類は、正しい科学的認識をもってこれらに立ち向かう必要があります。東京電力福島第一原子力発電所の重大事故を繰り返さないために、科学者の一人として原子力規制に尽力します。