聖徳太子:没後1400年:三つの世界 |
聖徳太子(生年574年~没年622年)は、叔母の推古天皇の下で蘇我馬子とともに政治を行い、当時、中国大陸を統治していた隋から進んだ文化や制度を取り入れ、冠位十二階や十七条憲法を定めるなど、天皇を中心とした中央集権国家体制の確立を図りました。 また、仏教を厚く信仰して興隆に努めました。 七世紀に創建された法隆寺は、古代寺院の姿を現在に伝える仏教施設で、聖徳太子ゆかりの寺院でもあります。 聖徳太子が活躍した飛鳥時代の文化はどのようなものだったか? 法隆寺の仏像にも大きな影響を与えた中国粛省敦煌市近隣の「莫高窟」、当時の雅楽の演目「越天楽」、そして、最後に法隆寺金堂壁画を見たいと思います。 音のない美の世界:敦煌・莫高窟 [ 2021年以降:デイリー 目次 ] | ||