もし高さ500mの津波が起こったら・・・            


高さ500mの津波が…「使ったら世界が終わる」ロシアの“終末兵器”ポセイドンとは?

★1.以下の画面をクリックして下さい。


★2.高さ500mの津波とはどんなものか?

まずは、1968年の映画「猿の惑星」のラストシーンをご覧下さい。


★3.では、海水面の上昇により、日本列島の姿がどう変貌するかを以下の「Flood Maps」のサイトで見てみます。
①.サイトをクリックします。
②.画面右上の対象地域の「China & Japan 」を選択します。
③.画面左上の「 Sea level rise 」の最大値 60mをセットします。
④.すると、海水面が 60m上昇した場合の日本列島の姿が浮かび上がります。凄いです。

[ 海抜がわかりやすい地図 「Flood Maps」]



★4.但し、上記のサイトでは、海水面上昇の最大値は 60mで、500mには到底及びません。
そこで、「 SRTM15_PLUS 」というサイトを見つけました。
このサイトの利用法は以下の通りです。
画面左上に「 Imagery=イメージ 」「 Terrain=地形 」「 Height Scale=高さ強調倍率 」の表示があります。
「 Imagery=イメージ 」には「 SRTM15_PLUS 」は共通で後に来るのがA:「 ETOP01 」B:「 Haxby 」の二つがあります。
「 Terrain=地形 」には、X:「 None 」Y:「 SRTM15_PLUS V1 」の二つがあります。
組合わせは、以下の四通りです。
①.「 Imagery=イメージ 」A:「 ETOP01 」&「 Terrain=地形 」X:「 None 」      「 Height Scale=高さ強調倍率:無効 」
②.「 Imagery=イメージ 」A:「 ETOP01 」&「 Terrain=地形 」Y:「 SRTM15_PLUS V1 」「 Height Scale=高さ強調倍率 」
この二つは、普通に目にする地図の表示で、緑の平野部などが以下に色彩で表現されています。
このバーでも、緑色部分は標高300m程度しか有りません。



③.「 Imagery=イメージ 」B:「 Haxby 」&「 Terrain=地形 」X:「 None 」       「 Height Scale=高さ強調倍率 :無効」
④.「 Imagery=イメージ 」B:「 Haxby 」&「 Terrain=地形 」Y:「 SRTM15_PLUS V1 」「 Height Scale=高さ強調倍率 」
この二つは、標高差をより細かく設定出来る地図の表示で、赤い部分が500m付近の標高となります。
但し、残念ながら500mの津波が及ぶ範囲を見るには大雑把となります。

[ ★★★ データソース=SRTM15_PLUS ]





★5.そこで、最終的に辿り着いたのは、以下のサイトです。
このサイトでは、海水面の上昇、下降により、日本列島の姿がどう変わるかを連続的に示してくれます。
建物の海水面からの高さは、海水面の上昇+建物の高さとなります。
500mの津波が来た場合に、東京で残るのは、東京スカイツリーの先端の634m程度でしょうか。
この高さに匹敵する場所は、日光東照宮だそうです。



★6.まさかの事態が生じないことを切に祈るばかりです。

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