女性ロボット「未夢」の歩み |
「未夢(ミーム)」は、平成21年3月に産業技術総合研究所で誕生しました。 正式名称は「サイバネティックヒューマンHRP-4C」です。 人間型ロボットで、関節位置や寸法は19~29歳の日本女性の平均値で作られています。 人間に近い外観のほか、人間に極めて近い歩行や動作で話題を呼んで、モデルやダンサーとしての出演依頼が殺到するなど一時は人気を博しました。 しかし、平成23年の東日本大震災以降、日本のロボット開発は災害用にシフトしました。 エンターテインメント性のある人間型ロボットは、姿を見ることが少なくなったのです。 十数年以上経ち、ロボットの動き、表情も、リアルになり、技術の進歩を強く感じます。 | ||