素数の世界           


1/3 1/3 1/7 1/11 1/13 1/19 1/23 1/29
1/31 1/37 1/41 1/43 1/47 1/53 1/59
1/61 1/67 1/71 1/73 1/83 1/89 1/97 1/101
1/3 1/3 1/7 1/11 1/13 1/19 1/23 1/29
1/31 1/37 1/41 1/43 1/47 1/53 1/59
1/61 1/67 1/71 1/73 1/83 1/89 1/97 1/101
1/3 1/3 1/7 1/11 1/13 1/19 1/23 1/29
1/31 1/37 1/41 1/43 1/47 1/53 1/59
1/61 1/67 1/71 1/73 1/83 1/89 1/97 1/101


何もない世界に、天から一粒の雨粒が落ちて来ます。
時を経ずして、次第に降る雨粒の数が増えて来ます。
木の葉の上の二粒の雨粒はくっつき一粒になります。
1+1=2
大きな雨粒に一粒が加わり、大きな一粒になります。
2+1=3
こうして元の雨粒に雨粒を足すことで数が増えます。
このように足し算で作られる数こそが「素数」です。
「素数」とは1と自分でしか割ることが出来ません。

2,3,5,7,11,13,17,19,・・・。
素数は数多く知られていますが、その数は無限です。
「素数」はプライムナンバーと言い、数の原素です。

2,5以外の素数を分母とする分数は循環小数です。
  1/ 3= 0.333333 ~ ~
  1/ 7= 0.142857 ~ ~
  1/11= 0.090909 ~ ~
  1/13= 0.076923 ~ ~
  1/17= 0.0588235294117647 ~ ~
  1/19= 0.0526315789473684 ~ ~

以上のことは次のような話に喩えることが出来ます。

「昔、あるお城に1姫という美しい女性がいました。
城下町には、1姫血統の貴族が多く住んでいました。
その貴族はプライムという称号を名乗っていました。
プライム達は、配下に多くの親族を抱えていました。
プライム達は、通婚により親族を増やしてきました。

プライムでは2太郎と5郎は1姫に認められました。
市姫の世界に、十進法という法律があったからです。
1姫が我が母なら、との想いも割り切れるのでした。

ところが、3郎、7郎、11郎、となると違います。
1姫は、彼らプライム、その一族を認めないのです。
1姫が我が母ならとの想いは決して割り切れません。
割り切れない想いを抱えて、悶々とするばかりです。
それは徒労の日々無限に続くという運命なのです。」

[ 数学者は宇宙をつなげるか?abc予想証明をめぐる数奇な物語(前編) ]

[ 数学者は宇宙をつなげるか?abc予想証明をめぐる数奇な物語(後編) ]

[ ホームページ工房 デイリー版 ~2022年3月まで分 ]


inserted by FC2 system