3:4:5の不思議        

Xの二乗+Yの二乗=Zの二乗となる組み合わせがあります。

X=3、Y=4、Z=5の時です。9+16=25です。

これは、直角三角形の各辺の長さが3,4,5の場合、 直角を囲む各辺を底辺とした正方形の面積の合計が、 斜辺を底辺とした正方形の面積と同じことを示します。

では、乗数を三乗に上げてみます。

三乗ですので、二乗と時と比べて、変数を3から4にしてみます。

すると、きれいな数字があったのにビックリしました。

Xの三乗+Yの三乗+Zの三乗=Aの三乗となる組み合わせがあります。

X=3、Y=4、Z=5、A=6の時です。27+64+125=216です。

これは、何を表すのか?

直角三角形の各辺の長さが3,4,5の場合に、それぞれの辺を一辺とした 立方体の体積の合計が、辺の長さが6の立方体の体積に等しいことを示します。

三つの枡に入った酒が、一滴の違いもなく一つの枡に入るって、凄いことです。

「216」は、三つの立法数の和で表される数字の最小の正の整数とも定義されます。

調べて見たところ、ウィキペディアの「216」の所に、同様の記載がありました。

三乗といえばそのほかにも、面白い数字の組み合わせがあります。

1、9、10、12です。

1の三乗+12の三乗=9の三乗+10の三乗=1729です。

インドの天才数学者のラマヌジャンが、タクシーの番号から寸時に見つけたものです。

数字の世界は面白いですね。

四立方の定理?

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