「数独」は、パズル制作会社ニコリの代表取締役鍜治真起氏が名付け親のナンプレゲームです。
縦3×横3の大ブロックに区切られた縦9×横9の正方形の大マス目内に1~9までの数字を入れる米国のゲームです。
残念ながら、鍛治真起氏は2021年8月10日に69歳で亡くなられました。
さて、この「数独」は「脳活」に有効とされていますが、その解答プロセスを考えて見ました。
以下、図11~17,図19~23を使って説明していきます。
図11:数独の縦9×横9の個々の大マス目を、更に縦9×横9の個々の小マス目に分けた表をエクセルで作ります。
大ブロックを縦断、横断して、大マス目を縦に1段目~9段目(1行目~9行目)、横に1列目~9列目とします。
図12:問題で、既に分かっている数字を大マス目に入れます。
その際、以下の方法で小マス目は大マス目に統合します。
図13:既に分かっている大マス目の数字で、同じ大マス目の「段(行)」にある小マス目にある同じ数字を消し込みます。
図14:既に分かっている大マス目の数字で、同じ大マス目の「列」の小マス目にある同じ数字を消し込みます。
図15:既に分かっている大マス目の数字で、同じブロックの小マス目にある同じ数字を消し込みます。準備完了です。
図16:大マス目の縦横にある小マス目で、二個以上同じ数字のあるものを調べていきます。
すると、2段目、右上ブロックの9列目に「6」が一つしか無いのが分かります。(黄色)
分かっている大マス目の数字で、同じブロックの小マス目にある同じ数字を消し込みます。準備完了です。
図17:そこで、右上ブロックの緑の部分が「6」だと分かります。ここから新たな旅が始まります。
図19:図13~15の作業を繰り返す中で、5段目と6列目の交差点に「3」が入ることが分かります。(茶色)
図20:同じく、3段目と3列目の交差点に「2」が入ることが分かります。(黄色)
図21:各々の数字を大マス目に入れます。(緑色)
図22:各々の数字を大マス目に入れます。3個の数字が確定した結果、更に5個の数字(小マス目)が分かります。
図23:この段階で、8個の大マス目が埋められました。このような作業の繰返しです。
[ 数独の解答法:画面をクリックすると図11~図17、図19~図23が現われます。 ]
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